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●AVI2ISD ver0.04 説明文書
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ AVI2ISD Ver0.04 について AVI2ISD は、非圧縮 AVIファイル (256色, 32k色, フルカラー)の 画像部分のみを ISD(S) 形式に変換するデータコンバータです。 ■ 使用法 AVI2ISD [オプション] 入力ファイル[.avi] 出力ファイル[.isd(s)] オプション -Af アスペクト（縦横）比を指定します -Aオプションが指定され、数値省略された場合は0.75 に なります。このオプションが無い場合には、アスペクト 調整無しで取り込まれます。 （実数値） -Cn 24bit color からの減色方法を指定します 0 : ディザをかけません（下位3bitを落とします） 1 : 2x2 パターンのディザをかけ疑似的に 18bit color にします 2 : 4x4 パターンのディザをかけ疑似的に 24bit color にします 3 : 2枚の 2x2 パターンをフレーム毎に交互に適用し、時間軸に ディザを拡張します。低解像度時のディザ感を軽減しますが フレームレートが低いとちらついた画像になります -Gf ガンマ補正値を指定します 1.0 を越える値の指定により画像が明るくなります。 無指定時は 1.0 の扱いとなります。 （実数値） -Tn 取り込みフレームのステップを指定します デフォルトは毎フレームの取り込みになります。 30fpsのデータから、15fpsのデータを生成する場合は、 2を指定して下さい （整数値） -F コンバート作業を開始するAVIフレームを指定します （整数値） -R 出力isdファイルのfps値を設定します -Rオプション無指定時は15fpsになります。 60以上の値も指定可能ですがispr.x/ISDPlay(R).xでは 再生できません。 （整数値） -P 高速モード/通常モードの切り替えを行います（実験実装） -P0 : 変換速度は早くなりますが、色補正等は行えません （32k色/フルカラー動画時のみ正常に動作します） -P1 : ガンマ補正, ディザ等全機能が有効です (default) コンバート作業中は次のキー入力が有効です。 Esc プログラムを終了します。 ESC で終了した場合、作業が完了したフレームまでが 出力されます。この操作により、任意のフレームまでの コンバートが可能です。 ■ ispr サポートTool 紹介 AVI2ISD は単体では 非圧縮AVIファイルの画像部分のコンバートしか 行えません。様々な ispr サポートTool群と組み合わせることでより 便利にご利用いただけます。 （各Toolの使い方については、該当Toolのドキュメントを参照下さい） ・再生展開開始位置の変更... コンバート直後のデータは、ispr.x/ISDPlay(R).x/ISPRplay.xで 再生した場合、左上に寄った形で表示されます。下記のツールを 使うことで、表示位置を任意に変更できます。 SetPos.x isprV3.0Data 画像展開開始位置設定Tool. ・画像行間の変更... コンバート直後のデータは、行間隙間が無い動画データになって います。下記のツールにより、行間を任意に空ける/閉じることが できます。 IsdBlank.x isprV3.0Data 画像行間任意設定Tool. ・画像サイズの変更... コンバート直後のデータは、変換元の AVI画像サイズ, アスペクト 指定 ispr 規格に合ったサイズになっています。下記のツールにて 任意の画像サイズに変更することができます。 isdrd.x Ver1.00 Asterisk氏作 解像度変換Tool. ・音声データのアフレコ... コンバート直後のデータは無音の状態です。変換元の AVIファイル から PCMデータを吸い出して合成する場合には、次のような方法が あります。 1. AVIファイルから PCMデータを抜き出す avi_play.x r8 石本淳氏作 aviプレイヤー or AVIUtl.exe 等で PCM ファイルを出力する 2. PCM -> AD-PCM変換を行う PCM3PCM.x NOZ氏作 万能PCM変換ソフト (avi_play.xで直接AD-PCMにしても可) 3. 先に作成した ISD(S) ファイルの音を置き換える isdrepcm.x Tio氏作 AD-PCMアフレコTool. ・再生 ispr.x or ISPRplay.x(推奨) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (EOF) |